よくあるご質問

Q.どんな時にSciBabyの抱き歩きを行うとよいですか?

A. 赤ちゃんがぐずっていたり、泣いていたりする時に行うのがおすすめです。泣いている時の方が、泣いていない時に比べよく寝つくという実験結果があります。

Q.抱き歩いても泣き止みません。何かコツはありますか?

A. いくつかコツがあります。
●ゆっくりゆらゆら歩くよりも、通勤で歩くようなテンポ(1秒に1.5-2歩)程度で歩く方がよいようです。SciBabyで用意されている音楽はこのテンポになっているので、音楽に乗って歩いてみてください。しかし早歩きは危険ですので、一歩ごとの幅を小さく、確実に足を地面につけ、小股でぺたぺた歩くことをお勧めしています。決して走ったりジャンプしたりしないでください。
●歩くときは急激な動きの変化を避け、一定のペースを保って歩くことが効果的です。そのためには、往復運動で何度も向きを変えるよりも、テーブルの周りを回るなどして円運動で歩き、向きやペースが急に変わらないようにする方がよいです。
●途中で赤ちゃんが泣いたり、泣き止んだりすると、つい顔を見たくなります。しかしその動きの変化を赤ちゃんに気づかれてしまいます。できれば、5分間は赤ちゃんの状態によらず、淡々と歩いてみてください。
●このようにして5分-10分歩いてから8分座る間、激しい泣きがやまない場合は、発熱などいつもとかわったところがないか確認することをお勧めします。
●80%以上の赤ちゃんが10分歩いた時点で泣き止んでいるという結果が出ていますが、全員ではありません。抱き歩きが嫌いな赤ちゃんもいますので、その場合は個人差としてご了承ください。

Q.5-10分抱き歩くと泣き止みますが、寝つきません。

A. 抱き歩きの間ではなく、8分間抱いて座っている間のほうが寝やすい赤ちゃんも一定数います。最大10分抱き歩いた後は、赤ちゃんの状態によらず、一度静かに座ってみてください。この時、もし赤ちゃんが落ち着いていなければ、いつもしているあやし(歌、とんとん等)をしても差支えありませんが、赤ちゃんが静かなら刺激しない方が寝やすいようです。
ママが抱いて座ると赤ちゃんが授乳を求めてしまって寝られない場合、パパや授乳していない方が試してみるとよい場合もあります。

Q.抱き座りで寝ているのに、お布団に寝かせると起きてしまいます。

A. それは一番難しいところですね。これまでの研究では、お布団に置くと、寝ている子の約20%が起きてしまいます。また必ずしも、ゆっくり置くことが効果的というデータが得られていません。
 そこで現在、どういう状態で寝かせれば、起こすことなくお布団に寝かせられるのかを明らかにしたいと考え、AIを用いた方法を模索しています。

 ほかにも、寝かしつけを実施して来られた保護者の方から、「うちの子の場合こうしたらよかった」というご意見が複数寄せられています。たとえば、赤ちゃんを仰向けに寝かせ、おむつ部分に手をあてて頭の方に向かってリズミカルに押す(ゆする)、という方法がよいという方が複数いらっしゃいます。この動きは、赤ちゃんを抱いて歩いている振動を模しているのかもしれません。
 寝かせる際に横向きにして自分の体を赤ちゃんから離さないで寝かせる、あるいは体の前面にあらかじめ小さい枕を入れておいてそれごと寝かせ、眠ったのを確認してから枕を外す、なども伺うことがあります。
 しかしこれらは特定の音楽などと同様、科学的に検証されていないため、どの程度効果があるのかがはっきりしません。
 このような「コツ」のうちどれが我が家にはあっているのかを簡単に試せるようなアプリ機能の開発も行っています。

Q.PPG(赤い波)が乱れて、なかなか落ち着きません。

A. 脈波PPG(赤い波)がよく見えるセンサーの位置は、赤ちゃんごとに個人差があります。膝裏側の太もも下部やふくらはぎ上部を推奨していますが、赤ちゃんが泣いていないうちに、その赤ちゃんにとって良い位置をあらかじめ探しておくとよいでしょう。

また、抱き歩きを始めたい時になかなか安定しない場合、一度抱っこして少し落ち着かせてから、センサーをズレないように調整し、抱き歩きを始めてください。
センサーがずれなければ、激しく動いている時に波が落ち着いていなくても、その後泣き止んだ際には波が見えることがほとんどです。

膝裏側の太もも下部かふくらはぎ上部

Q.エラー表示が出ます。

A. 「心拍数が低いです」これは心拍数が80(回/分)以下の場合に出るエラーです。センサーのチェックのために大人がセンサーをつけると出る他、赤ちゃんの体質によっては出ることがあるかもしれません。エラーが出ていても記録はできていますので、赤ちゃんの様子に問題がなければ大丈夫です。

「装着位置を確認してください」や「デバイスを装着してください」の場合、これらはセンサーがずれたり外れたりした可能性がある場合に出るエラーで、この状態が続くとグラフ表示が自動的にPPG(赤い波)に切り替わります。このエラーが出た場合、赤い波を確認し、見えなければセンサー位置を調節してみてください。赤い波が定期的に見えていれば、心拍HR(黄色い線)表示に戻していただいて差支えありません。エラーが出ても記録はできています。


「赤ちゃんが動いて落ち着かない場合は、抱っこして落ち着かせると調整しやすいです。」の表示は、赤ちゃんが激しく動いている場合に表示されます。こちらは問題がない場合がほとんどですが、赤ちゃんが落ち着いていても表示されてしまう場合はセンサーのベルトが緩くなっているかもしれません。

Q.毎日行ってもよいのですか?

A. 抱き歩きによる寝かしつけをひんぱんにしていると、今度は抱き歩かないと眠れなくなってしまうのではないかと心配になる方もあるでしょう。この問題について黒田が睡眠トレーニングを専門とする米国の小児科医に伺ったところ、1週間に2回程度であれば問題ないであろうという回答でした。

赤ちゃんが自然に眠れるように生活リズムや環境を整えることは大事なことです。抱き歩きによる寝かしつけは、何かの特別な事情で赤ちゃんが寝つけなくてぐずっている時に行うのがよいと考えています。

一方で買い物や通園のために毎日数回、20-30分程度の抱き歩きをしている人も多くいますが、とくに問題は認められていません。したがって5分程度の抱き歩き自体は、毎日行ったとしても赤ちゃんに悪い影響があるとは考えにくいものです。

Q.事情により、抱き歩きや抱き座りを中断したいのですが。

A. 右上のキャンセルボタンを長押しすることで中断できます。抱き歩きをはじめてから中断すると、そこまでのデータを送信します(センサーありの場合)。
 キャンセルボタンを押さないで中断すると、そのデータは保存されず、あとでグラフや記録を見ることもできませんのでご注意ください。。